Q. 入職を決めた理由、担当業務等を教えてください。

• 大学で心理学を学んだことや児童関係の仕事を探した時に、この施設のホームページを見つけ興味を持ちました。多職種が連携しながら子どもたちを支援している点に魅力を感じ、実際に子どもたちの成長に関わりたいと思い、入職を決めました。
• 担当業務は、生活支援(起床から就寝までの日常生活の習慣づけをサポート)や、分校と連携し学習面のサポート、自立支援計画書の作成、行事や委員会活動等の企画・運営を行っています。シフト制のため職員同士が助け合いながら働ける環境で、医師や看護師、FSW（ファミリーソーシャルワーカー）、心理士など多職種が連携して子どもたちを支えているのが心強いと感じています。

Q. 仕事のやりがいや面白み、大変さを感じる時は？

• 子ども一人一人の個性に合わせた関わり方を工夫することや、少しずつできることを増やしていく姿を見られることにやりがいや面白さを感じています。施設には性格や生活環境などいろいろな違いを持った子どもが入所していますので、それぞれの個性を見極め、柔軟かつ臨機応変に対応していくことで、子どもの成長をサポートしています。
• 入職 1ヶ月の頃、謝罪の場面で言葉にできず、人気マンガのキャラクターの絵と「ゴメンナサイ！」と紙に書いて渡してくれたことが印象に残っています。とてもかわいらしさを感じると同時に、子どもとのコミュニケーションはいろいろなアプローチがあることを再認識しました。そしてマンガひとつで、子どもとの関係性もより近づいていったように感じました。

Q. 仕事をする上で、大切にしていることを教えてください。

• 子どもの行動と発言を切り離して考えることを大切にしています。言葉だけで判断せず、その背景や気持ちを丁寧に理解するよう心がけています。また、職員同士で情報を共有し、チームで支え合うことも意識しています。特に難しい局面では、どう関わるのがよかったかを職員同士で話し合い、必要に応じて病院や児童相談所へつなぐこともあります。
• 私自身まだまだ未熟だと感じているので、これからもっと支援の幅を広げたいと思っています。自分の引き出しを増やして、いろいろな子どもに対応できる力をつけたいです。他の施設を見学したり研修に参加したり、知見を広めながら頑張りたいと思っています。