Q. 入職を決めた理由、担当業務等を教えてください。

• 大学時代の実習で初めて児童養護施設という存在を知りました。それまでは保育園で働くことを目指していたのですが、実習を通じて子どもたちと生活を共にする楽しさを知り、児童養護施設で働きたいと思うようになりました。友興会の見学会に参加させていただき、活気に満ちた子どもたちや職員さんの姿に惹かれ、試験を受けようと決めました。
• 入職当時は早番・遅番・宿直が混じった勤務に身体が慣れず、疲れを感じることもありました。必死に食らいついていましたが、今振り返ってみると、温かい先輩方のご指導や同期の支えがあったからこそ乗り越えられたことだと感じています。職員やチームがとても明るく、皆子どもたちにとっての最善策を考え、話し合いを進めています。また、困った時は親身になって相談に乗ってくれる先輩がいることで安心して働くことができています。

Q. 仕事のやりがいや面白み、大変さを感じる時は？

• 子どもたちの笑顔をみたときにやりがいを感じます。一緒に遊んで楽しかったとき、一緒にテレビを観て同じ内容で笑ったとき、ちょっとした会話の中でも子どもたちの笑顔を見ることができます。どんな料理やおやつを提供したら喜んでくれるか、どんな外出の企画をしたら楽しんでくれるか、子どもたちの笑顔を想像しながら仕事をすることがとても楽しいです。
• この職場は休みがしっかり確保され、妊娠・出産・時短勤務の配慮も行き届いており、女性も男性も子育てしやすい職場だと感じています。現在も実子の保育園のお迎えや行事等があるため、勤務に配慮をしていただきながら働き続けることができています。

Q. 仕事をする上で、大切にしていることを教えてください。

• 毎日子どもたちに穏やかな気持ちで接することができるように、自身の感情のコントロールを行うよう心がけています。今の自分のキャパシティを把握し、プライベートで楽しい時間を過ごしたり、余裕がない時はSOSを出すようにしたりしています。
• 施設で生活する子どもたちはできることも多く、それを当たり前だと捉えがちになってしまいます。野菜を食べられる、お箸を使える、パジャマをたためる...など一つ一つできていることを見つけて、褒め言葉を伝えるように心がけています。