クリスマス・ヴィレッジ

  • 2023-06-02

ヴィレッジマルシェが開催されました!

クリスマス・ヴィレッジでは、施設の地域貢献子どもたちの社会体験地域企業との関係構築地域交流の4つの目的でヴィレッジマルシェを開催しています。昨年12月におせっかい子育てプロジェクトや地域企業と協働して初開催しましたが、514日(日)に開催した第2回ヴィレッジマルシェでは、地域企業の出店に加え、子ども支援団体の出店、子どもたちのダンスパフォーマンスなど内容をブラッシュアップさせて開催しました。昨年はコロナ禍とあって、時間・人数などに制限を設け、感染対策を講じた上での実施でしたが、今回は5類に変更されたことに伴い、制限を設けずに実施しました。それにより、前回の134名を大きく上回る240名ほどの地域の方々にお越し頂くことができました。

一歩一歩、無印良品ルミネ北千住店、にぎりむすび、あだち子ども食堂たべるば、NPO法人ほしかぜ、NPO法人芸術家と子どもたち、Lotus Table Labo、古着LIFE8団体に加え、おせっかい子育てプロジェクト、クリスマス・ヴィレッジのブースも構えました。

各出店企業・団体のブースで施設の子どもたちが販売体験をさせて頂きました。前日研修を経て当日を迎えたブースもあり、前日から気持ちを作って当日に臨むことができています。当日は、それぞれのブースで、出店者さんのみなさんの指示に従って、販売体験をしています。集中力が乏しいため、途中持ち場を離れてしまったり、飽きてしまったりする子も中にはいましたが、子どもたちは参加して「楽しかった。またやりたい。」と言っていました。当日、飛び入り参加で体験に加わる子もいましたが、それを柔軟に受け入れて下さる企業・団体のみなさんに大変感謝しています。

おせっかい子育てプロジェクトのブースでは、退所者の子どもたちがブースに立ち、月1回開始している退所者の集いともう゛ぃらの会の紹介や活動資金を集める募金活動を行いました。一人ひとりブースに立ち寄って下さった方たちへ丁寧に活動や目的を説明してくれて、たくさんの募金が集まりました。クリスマス・ヴィレッジのブースでは、ショートステイの利用促進や養育相談、里親のなり手を増やすことを目的に、子どもショートステイや里親制度の説明をしました。ヴィレッジマルシェにお越し頂いた方からは、「近くにいながら、施設のこと興味はあったけど、知りませんでした。楽しませてもらっています。」「東京新聞(前日13日(土)に告知記事掲載)を見て来ました。」「施設を卒園した後の子どもたちをフォローする取り組みもされているんですね。」などのお声を頂き、このマルシェが施設や施設の子どもたち、卒園後の子どもたちに関心を、持って頂く機会となっています。

普段、自立支援プログラムやイベントなどなかなか参加できない子どもたちも、園庭に出て来て、その場に留まって楽しんでいる様子がありました。また、職員や販売体験に参加していない子どもたちも、ヴィレッジマルシェを楽しんでおり、「毎年、定期的に開催してほしい」という声が聞かれています。

ご出店頂いた企業・団体のみなさま、当日お手伝い頂いたボランティアのみなさんのお陰で、こうした素晴らしい取り組み、機会を作れています。ありがとうございました。